月刊誌「Motorcyclist」(モーターサイクリスト)6月号に上野屋の紹介記事を掲載していただきました。
レポーターの三橋弘行さんがオートバイに跨って全国各地の温泉宿を訪ね、道中やお宿を紹介するシリーズです。
名湯を巡る
男の癒し旅 建築編 第八話
report 三橋弘行 guest 石川理夫 phort 坂上修造
(敬称略)
今回は登録文化財の温泉宿を訪ねる第8話
温泉評論家、日本温泉地域学会会長の石川理夫先生もゲストでご来湯をいただきました。
三橋さんのレポートは読者目線にたって平易でとても読み易く、ついつい引き込まれてしまいます。
当館のキャッチコピーも「ひょうたんから温泉」 「子守りをする湯守りの宿」・・・
当館や館主を知っている人が見たら思わずニィーとしそうなおもしろさ!
意表をつきながらもけっこうど真中をついていますね~。
売り切れ必至!!
お早目に本屋さんでお買い求め下さいませ。
特別定価:890円
当館の「温泉の栞」は石川理夫先生に監修していただいたパンフレットです。
(現在改定の為品切れ中・・増刷急ぎます。)
上野屋より100m程下方に架かる藤木橋より上野屋に至る通りは「湯元通り」と呼ばれています。
この「湯元通り」を昔のような温泉場情緒の雰囲気漂うに通りに戻そうとという試みが
湯元通りの住民や行政が力を合わせて今進められています。
街路は石畳に、街路灯も昔懐かしいガス灯風に変わります。
通りには飲食店なども少しづつ出来る予定です。
上野屋もそんな湯元通りの雰囲気に合わせて80年ぶりに玄関周りの照明や看板をリニューアル、
木部や手摺りのあく洗いなどを施し、見違えるほど美しく生まれ変わりました。
あく洗い後の手摺りまわり(上)とあく洗いをする前 (下) (before-after)
戸袋には楠の一枚板が使われています。楠の木目もくっきりと蘇りました。
縁起の良い鶴と老松が彫り込まれた懸魚(げぎょ)の彫物も見事です。
スポットライトの防眩フードは湯河原在住の竹工芸作家、橋爪元信さんの作品
心機一転
これからも皆様に愛されます様心がけてまいります。(子守りをする湯守りの宿 館主)
※Motorcyclist(モーターサイクリスト)6月号(5/1発売)に当館を掲載していただきました。
4月3日の取材の折に、館主が孫を抱っこしながら応対いたしましたところ
ライターの三橋弘行さんから「子守りをする湯守りの宿」と命名いただきました。
言い得て妙といいますか、当たっているだけに・・・
6月29日に坂田 明&巻上公一(湯河原在住)&佐藤正治のスペシャルトリオによるスペシャルライブ「平家物語」が源氏再興の由来がある「城願寺」で行われました。
諸行無常の哲学と地獄絵図の沙汰。
狂おしい木管の音色と鈴(りん)の静寂。
ある時は声明(しょうみょう)を、ある時は唸りを、そしてまたある時は阿鼻叫喚を、
変幻自在に繰り出す朗読とヴォイス。
邪気のない音色が心に沁みわたりました。
当日 ライブの後当館にご宿泊いただき,
ごゆるりと温泉をお楽しみいただきました。
(photo by Hatakeyama)
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美しい花を咲かせるあじさいは、梅雨時の楽しみの一つです。
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夜の帳が下りると幻想的なホタルの乱舞が観られます。(町内を流れる藤木川)
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「ほたるの宴と花菖蒲展」は13日で終了になりましたが、町内を流れる藤木川のほたるスポットではもう少しの間(25日位まで)清流に幻想的に乱舞するほたるが楽しめそうです。
17日の金曜日と18日の土曜日にご宿泊のお客様をご案内しましたが、かじかの鳴き声も聞こえて
なかなかよかったです。
上野屋では、ほたるが観られる間は町内のほたるスポットにご案内いたしています。(もちろん無料)
見上げんばかりの大屋根に圧倒される「樅峰苑」の豪壮な佇まい。
「日本文化遺産を守る会」副会長 小山田様にご案内いただいて、
秋田県強首温泉 「樅峰苑」(温泉宿)様も見学させていただきました。
国の登録有形文化財に指定されている「樅峰苑」は、
戦前は一帯に450町歩もの田畑を所有していた小山田家の豪農の館ですが、
現在は温泉宿として、文化財の館を守りながら皆様にご利用いただける施設になっています。
玄関をくぐると磨き上げられて黒光りしている秋田杉の豪快な廊下。
素足で歩いてみると、木の温もりが心地よい感触。
雨戸を開け放つと庭の緑に溶け込んでしまいそう・・
古風な雰囲気が素敵な客室
透明な温泉は空気に触れると一瞬で赤褐色に変わるそうです。
敷地内から毎分700ℓの温泉が湧出、源泉掛け流しの柔らかな温泉で贅沢三昧!。
一歩外に出てみると、すぐ近くには雄物川が流れ、自然がいっぱいでした。
小山田様 お世話になりました。
「日本文化遺産を守る会」→ http://www.asahiryoko.com/pdf/re_banner121009.pdf
「樅峰苑」→ http://www.syohoen.net/