今年の夏は例年になく厳しい暑さが続きましたが、ここ数日やっと朝夕しのぎやすくなってまいりました。
今年の夏も大勢のお客様にご来館をいただき、やっさまつり 納涼縁日や海上花火大会など
夏の湯河原温泉を満喫していただき、たいへんありがとうございました。
当館では、あまり格式張らず、背伸びしない、等身大のおもてなしを心がけております。
お客様が肩肘張らず、お気軽にご利用いただけますよう心がけておりますので、
どうぞこれからもご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
「温泉不調のお詫び」
敷地内にある当館源泉井戸の改修(浚渫 しゅんせつ)工事を9月1日から行う予定で
準備をすすめておりましたが、井戸屋さんとの日程調整で急きょ26日から始めました。
工事中は当館の温泉が休止するために、ご近所の温泉を分けていただくのですが、
引湯するためのポンプの能力が低かったため、十分な温泉の供給が間に合わず
特に29日~31日にお泊りいただいたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。
せっかく当館の温泉お目当てにお越しいただきましたのに、十分な温泉がなく、
大変申し訳なく深くお詫び申し上げます。
9月2日に新しいポンプと交換できましたので、当館のすべてのお風呂が今まで通り
ご利用いただけるようになりました。(御影石風呂の小風呂「熱めの湯」のみお休み)
当館の源泉ではございませんが、柔らかな湯河原の温泉を源泉掛け流しでお楽しみ
いただけますので是非皆様のお越しお待ち申し上げます。
※浚渫(しゅんせつ) 温泉井戸坑内の崩壊や、温泉成分(スケール)が井戸の底に
沈殿して参りますと、温泉の湧出量が落ちたり、間欠泉のように息をしたりするようになります。
定期的に、井戸の底の沈殿物をさらうことを浚渫といいます。
高温の良い温泉ほど沈殿物がたまりやすいようです。