江戸の頃より湯宿をはじめたと伝えられる上野屋。
かの有名な三津光圀公もお立ち寄りなられたとか。
大正から昭和初期に建てられた全館木造建築の宿は
木のぬくもりを感じ、懐かしい風情が漂います。
「万葉集」には温泉を詠んだ歌が一首だけあります。
「あしがりの土肥のかふちに出ずる湯の・・・」という東歌の、この湯の場所は湯河原。
古くから湯治場として栄え様々な文人墨客が逗留したことでも有名です。
そんな湯河原温泉の数ある旅館の中で当館は一番古い宿です。
創業三百余年の上野屋が代々受け継いできた、大切な「歴史のかけら」の一部をご紹介します。
威張らず、背伸びしない、自然体のおもてなし。
やさしい心配りの行き届いたおもてなしを心がけています。
当館は創業以来、保養・湯治向きの温泉宿の歴史を受け継ぎ出来るだけリーズナブルな料金で、お気軽にご利用いただけるよう心がけております。
また、エコの観点からもアメニティなどのご用意はシンプルに必要最低限のサービスで料金をリーズナブルに設定しております。